せっかく多肉植物を育てているんだから、季節ごとに適切な環境を用意してあげたい(๑•̀ㅂ•́)و✧
そんな方向けに、今回は多肉植物の季節ごとの管理方法についてご紹介いたします。

2月も半ばになり、暖かい日が増えてきましたね🌞
春になると植物が少しずつ活動を始めるようになってきます。
季節に応じて多肉植物のお手入れ方法を変えていくことで、より健康な多肉植物を育てることができます。
この記事を読んで、季節別の管理を知っていただけたらと思います♪
春の管理 3~5月
春は多肉植物にとってボーナスタイムです!
厳しい冬を超えた先にある温かな気候や、程よい日照時間によって成長が活発になります。
水やり
気温が上がったことにより、土が乾く速度が速まります。
多肉植物は過湿を嫌いますので、完全に土が乾いたら水やりを適度に行う必要があります。
土の乾きは見た目では判別しにくいため、鉢の重さで判断するのがおすすめです。
朝か夕方の涼しい時間に水やりをするのがポイント!
水が蒸発しにくくなり、植物がしっかり吸収できます。
日当たり
多肉植物は日光を好みますが、春の日差しが強すぎる場合があります。
日差しが強いと、葉にダメージを受けてしおれてしまったり、黒く変色してしまいます。
日当たりのいい場所に置くのをおすすめしますが、日光が強すぎる場合は遮光ネットを使って日陰を作ってもいいかもしれません。

肥料
春は植物の成長がすすむ時期ですが、そこに肥料を与えると更にぐんぐん育っていきます🤗
月に1回程度、いつもの水やりを希釈した液体肥料に置き換えることをおすすめします。
濃度が高すぎると根を痛める可能性があります。
パッケージに表示されている希釈率を更に2倍した程度が適切です。
(表示500倍⇒実際1000倍)
固形肥料を使っている場合は、液体肥料は必要ありません。

植え替え
春は、植物の体力がある時期なので、植え替えの失敗を減らすことができます。
植え替えの方法を紹介した記事もありますので、良かったらそちらもどうぞ♪
ダイソーで購入した道具で多肉植物を植え替える方法 | ~多肉ガーデン~心を休める多肉植物の庭
害虫対策
暖かくなると害虫も活発になります(´;ω;`)
外で管理をする場合にはきちんとチェックする必要があります。
- 葉の裏や茎に白い粒状の虫がいないか
- 葉や茎に黒ずみが出ていないか
このあたりをチェックしましょう。
もし害虫を見つけたら、綿棒などの柔らかいもので丁寧に取り除きましょう。
大量発生してしまった場合には、楽物の散布も視野に入れましょう。

夏の管理 6~9月
夏は多肉植物が一番成長しやすく、もりもり大きくなっていくことでしょうq(≧▽≦q)
しかし高い気温や強い日差しに適切に対応しなければ、植物に悪影響を及ぼしてしまい、元気がなくなってしまいます。
水やり
水やりの頻度は春に比べて多くしましょう。
乾燥している時間が続くほど根へのダメージが蓄積され、水を吸えなくなってしまいます。
水やりは日中を避けて行うのがポイント!
高い気温で根っこが茹だってしまいます。
葉に水滴がついたままだと、葉焼けしてしまう可能性があります。
日当たり
多肉植物は日光を好みますが、強烈な日差しは植物を痛める可能性があります。
春に引き続き日当たりのいい場所で管理しますが、紫外線の強い午後の直射日光にさらさないように注意しましょう。
室内で管理したり、物陰に避難させるのもいいですね😚
遮光ネットを使用することもおすすめします♪
肥料
成長が最も活発になる夏に適切な栄養を補給します。
頻度は2週間に1回程度、いつもの水やりを液体肥料に代替しましょう。
植物もご飯をもりもり食べられるので、喜ぶこと間違いなしです(/≧▽≦)/
害虫対策
春に引き続き、害虫対策を行いましょう。
方法は基本的に春と同じなので、そちらを参考にしてください。
秋の管理 10~11月
秋になると気温が少しずつ下がり、成長が緩やかになります。
夏と同じ管理を続けてしまうと、植物のバランスが崩れてしまいます(˘・_・˘)
水やり
夏ほど頻繁に水をあげる必要はありません。
春と同様、土が完全に乾いてから水やりをするようにしましょう。
水を与える時はたっぷりと土全体に浸透させますが、鉢底に水がたまらないようにしましょう。
日当たり
夏の間は避難させていた多肉植物も、秋では日当たりのいい場所に移動させます。
日差しが強い日は、室内での管理も視野に入れましょう。
植物は太陽の方向に伸びていく特性があるため、1週間に1回は鉢ごと回転させてバランスよく伸びるように手を加えてあげましょう。
肥料
成長期が終わりに近づくため、肥料の量も調整しましょう。
春と同様、月に1回希釈した液体肥料を与えるようにしましょう。
夏と同じ量の肥料を与えると、根が吸収しきれなくなります。
土壌内の肥料濃度が高まることで、根が漬物のようになってしまいます。
植え替え
秋の初めに植え替えを行うことで、多肉植物が冬を健やかに過ごすための準備をします。
春に植え替えをしなかった方も、秋に植え替えを行うことを検討してもいいかもしれません。
温度管理
気温が下がってきますので、温度管理が必要になってきます。
夜間の気温が10℃以下になる場合には、室内に移動させましょう。
寒さに弱い種類や、小さい株の場合には、特に注意が必要です。
室内で管理する場合は暖房機器から離すようにしましょう。
過度に乾燥することで、悪影響を及ぼす危険性があります。
冬の管理 12~2月
冬は植物にとって非常に厳しい季節です。
多肉植物は耐寒性が高いため、他の植物と比べて生き延びる可能性は高いですが、適切な管理は必須です。
水やり
冬は成長がほとんど止まるため、水やりの頻度を大幅に減らします。
土が乾いたら水を与えますが、1.5か月に1回程度になります。
水を与えるときは少量ずつ、根本だけにあげるようにします。
葉や茎に水がかかると、凍結して痛めてしまう可能性があります。
温度管理
寒さに強い種類であっても、外気温が5℃を下回る場合には室内に移動させましょう。
急激な温度変化は植物を傷つける危険性があるため、徐々に慣らすことをお勧めします。
日当たり
冬でも多肉植物は光を必要とします。
冬は日照時間が短くなるため、充分な光を確保することが難しくなります。
南向きの窓際など日当たりのいい場所に置き、出来るだけ長時間光を浴びられるように工夫します。
日照時間が不足する場合には、補光ランプを使用して光を補いましょう。

肥料
冬は成長が停止するため、肥料の使用は控えましょう。
成長が止まっている間に肥料を与えることで、植物が食傷気味になってしまいます。
まとめ
今回は季節別お多肉植物の管理について紹介させていただきました。
植物の成長に合わせて手を加えてあげることで、きれいに大きく成長させることができますので、ぜひ実践していただけたらと思います🤗
連絡先Xアカウント:多肉ガーデン(@tanikunohiroba)さん / X
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