多肉植物は、個性的な見た目と育てやすさから、たくさんの人に好まれています♪
そんな可愛らしい姿を保つためには適切なケアが必要です。
見た目が好みで購入したのに、その姿が崩れてしまったら悲しいですよね(´;ω;`)
多肉植物が病気になってしまう主な原因として、
これらが挙げられます。
この記事では、多肉植物の健康を守るために一般的な病気と対策法を症状別に詳しく解説します。
多肉植物の病気とその対策法について、一緒に学んでいきましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
多肉植物の病気の種類
多肉植物がかかる病気は様々ですが、ここでは主な病気とその症状をリスト形式で紹介します。
1.根腐れ
- 症状:葉がしおれて黄色くなる。根が黒く、柔らかくなっていることが多い。
- 原因:過剰な水やりや排水の悪さ。根が長時間水につかっていると発生しやすい。

2.軟腐病
- 症状:茎や葉が黒く柔らかくなる。病斑が急速に広がり、植物全体が腐ることもある。
- 原因:高湿度や傷ついた部分からの感染。特に傷口がある場合、細菌が侵入しやすい。

3.うどんこ病
- 症状:葉に白い粉状のカビが付く。初期には小さな白い斑点が見られ、徐々に広がる。
- 原因:通風不良や過湿。特に風通しの悪い環境で発生しやすい。

4.その他病気
- ウイルス感染:葉や茎に斑点や変色が見られ、成長が鈍化する。
- 細菌性斑点病:葉に水浸状の斑点ができ、斑点が黒く変色する。
これらの病気は多肉植物の健康を害する大きな要因となります。
次の章では、各病気の原因と対策法について詳しく説明します。
病気の原因と対策
根腐れの原因と対策
初心者さんが多肉植物を育てる中で、よく発生させてしまう病気が根腐れです。
過剰な水やり、土壌の排水の悪さが原因で、根が長時間水に浸かると発生します。
適切な水やり頻度を守りましょう。
季節や土壌によって変わりますが
春・秋は2週間に1回
夏は1週間に1回
冬は1か月~2か月に1回
このくらいが目安です。
季節や土壌によって変わりますが、春・秋は2週間に1回、夏は1週間に1回、冬は1カ月~2か月に1回を目安にするといいでしょう。
多肉植物は多湿を嫌うので、水はけのいい土を使うことをおすすめします。
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根腐れを起こした多肉植物の対処法は以下の通りです。
- 黒く腐ってしまった根を丁寧に切り取る
- 健康な根を慎重に水で洗い流し、腐った部分を完全に取り除く
- 根を乾燥させるために風通しのいい場所で一晩放置する
- 水はけのいい土を使って植え付ける
- 水やりの頻度を見直す
根が少なくなった植物は十分に水を吸収することができません。
水やりの頻度をしばらく落としましょう。
軟腐病の原因と対策
軟腐病は茎や葉が黒く柔らかくなってしまう病気で、高湿度や傷からの感染が原因です。
風通しの悪い環境で発生してしまいます💦
風通しのいい場所で育てましょう。
定期的な葉のチェックも効果的です。
もし感染してしまっていたら、感染部分を消毒したハサミで切り取るようにしましょう。
屋内で多肉植物を育てている方にお勧めなのが、小型のサーキュレーターです。

軟腐病にかかってしまった多肉植物の処置は手間がかかります。
以下のステップで対処しましょう。
- 感染部分を消毒したハサミで切り取る
- 感染部分を速やかに破棄し、病気の蔓延を防ぐ
- 残った健康な部分を風通しのいい場所で数日間乾燥させる
- 清潔な鉢と新しい土を使って植え付ける
絶対に回復するとは言えませんが、この処置を行うことで、ある程度治すことができます。
うどんこ病の原因と対策
うどんこ病は、葉に白い粉状のカビが付く病気で、通風不良や過湿が原因です。
軟腐病と同様に、風通しの悪い環境で発生します。
軟腐病と同じく風通しの改善が必須です。
定期的に窓を開けたり扇風機を使いましょう。
うどんこ病にかかってしまった多肉植物の対処法は以下の通りです。
- カビ付きの葉を清潔なハサミで切り取る
- 健康的な部分を薄めた洗剤で洗い流す
- 多肉植物を風通しのいい場所に移動する
- 水やりを控えめにする
洗剤を使うことで、植物にダメージを与えてしまう可能性があります。
気になる人は水で優しく洗うことをおすすめします。
その他の病気の原因と対策
ウイルス感染や細菌性斑点病も厄介です。
他の対処法と同様に他の植物と隔離し、健康的な株から切り離すことも有効です。
病気の予防策
多肉植物が病気にならないようにするために、いくつかの予防策を講じる必要があります。
適切な水やり
多肉植物は乾燥に強く、厳しい環境でも育つことができます。
一方で多湿環境に弱く、過剰な水やりは病気の原因になってしまいます。
水やりの頻度は季節や環境によって異なりますが、土が完全に乾いてから水を与えるようにしましょう。
乾き具合の目安ですが、鉢の重さで確認するのがおすすめです。
鉢に刺して湿り具合を確認する便利グッズもあります。

日当たり
多肉植物は明るい場所を好みますが、日当たりが強すぎると葉焼けを起こすことがあります。
半日陰や明るい間接光があたる場所に置くことで、成長を促すことができます。
屋外で管理している方は、遮光ネットを使うことをおすすめします。

通風の確保
多肉植物の病気を予防するうえで、風通しのいい環境は重要です。
風通しが悪いと湿気がこもり、病気の原因になってしまいます。
部屋の窓を開けて空気を流したり、扇風機を利用したりして通風を確保しましょう。
定期的なチェック
定期的に多肉植物をチェックしましょう。
葉や茎を観察し、変色していないか、形が変わっていないかを確認します。
病気を早期に発見することができれば、進行や他の植物への蔓延を防ぎ、適切に対処することができます。
まとめ
多肉植物を健康に育てるためには、日々の観察と適切なケアが重要です。
適切な水やり、日当たり、風通しの確保など、基本的なポイントを守ることで多くの病気を予防することができます
病気が発生してしまったら、早期発見が大切です。迅速に対処することで、植物を回復させられる可能性が高まります。
定期的にチェックし、植物の状態を把握しましょう。
多肉植物は可愛い見た目から人気がありますが、様々な病気になる可能性があります。
多肉植物を育てる楽しさを忘れずに、日々のケアを通じてお気に入りの多肉植物を守っていきましょう🤗
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